『牧瀬双葉は転生超人である』連載始めました

 前回のブログでさわりを書いた2作のうち、次男・双葉の物語『牧瀬双葉は転生超人である──ただしチートはない』をカクヨムに投下開始しました。
 ちょっとずつでも毎日投下……するのが理想ですが、現状は一日おきといったところ。
 まぁ、シュミと自己満足に走った作品なのでそれほどウケるとは思いませんでしたが、PV数が笑えるほど少ないのは凹みますね~。この間、久々に続きを投下した“なろう”の『骨愛』の最新話1話の一日分のPVより、『転生超人』4話分のPV数の方が少ないという現状。カクヨムだいじょーぶかぁ?(たぶん大丈夫じゃない)

 それはさておき、今回は同作の基本設定を以下に提示。もっとも、続きを書きながら微妙に変更を加える可能性もありますが……。


<主人公>
●牧瀬双葉/リーヴ
 食品会社の宣伝部に勤める31歳の男性(独身)……だったが、気が付くとオンラインアクションゲーム『ハンティングモンスター・フロントライン(HMFL)』の世界で、自らが作ったアバター「リーヴ」(21歳・♀)として存在していた。
 現実の世界では、背丈は人並みだがヒョロヒョロで地味顔のモヤシくん(当然スポーツは苦手)……だったのだが、その反動か『HMFL』では「長身で筋肉質だが、巨乳褐色肌のワイルド系ルックス(全身に傷痕あり)の女性(髪型はワイルドファング)」のアバターを使用していた。※直接的なモデルはいないが、「ダンガンロンパ」の大神さくらや「ヨルムンガンド」のバルメなどをイメージしている。
 実はクリスマスイブの夜、弟の三郎と飲んでから家に帰る途上で列車事故に巻き込まれて死亡。しかし、この事故は神の手違いで発生したため、その補償として現代地球以外の世界への転生を打診され、HMFL世界を選んだ(当初は本人の記憶からは消えているが夢の形で思い出す)。
 ちなみに、転生と言っても子供からやり直すわけではなく、(ゲーム同様の)成人した姿でHMFL世界の中でも(街ほどではないが)比較的都会であるカクシジカの町の門の近くに出現。
 その身に着けた装備から「狩猟師(ハントマイスター)」であると目され、狩猟士協会に所属することになる。
 素の性格は「慎重にして堅実……に見えるヘタレ」なのだが、パッと見が「豪快な姐御」風なので周囲には勘違いされやすく、また本人もプレイスタイルはともかく性格は少々お調子者な点があり、興が乗って「女傑のロールプレイ」的行動をとってしまい、あとでこっそり頭を抱えることも多々ある。
 リアルではネトゲ好きで、『HMFL』でのハントランクも100を超えた“オーバーマスター”(ただし世界TOP100には届かない程度)だったが、実際にHMFL世界で狩猟士になってからは(異様に能力の高い)自分の体をセーブして動かすのに内心四苦八苦している。
 得意武器は「大槌(ハンマー)」と「拘束鞭(バインドウィップ)」。その大柄な体躯から振り下ろされる重い槌の一撃は、巨大蟹(メガキャンサル)の分厚い殻すら砕く。また、鞭使いはスピード&手数重視の小柄な者が多いのだが、リーヴの場合は絡み付けて拘束することで敵の自由を奪い、仲間の攻撃を助けることに重点を置いている。次点は「片手剣(グラディウス)」と「長弓(ロングボウ)」。敵との相性次第で切断属性や盾による防御が有効なので片手剣、同じく遠隔・貫通攻撃の有効な相手用に弓も修練している。
 当初は獲物の解体が苦手だったが、協会で講義を受けて解体士の資格を取ったのと、数をこなしたことで最近ようやく手慣れてきた。


☆『ハンティングモンスター・フロントライン(HMFL)』
 足掛け8年の歴史を持つ人気アクションゲーム(準オープンワールドタイプ)。文明が一度崩壊した地球と似て非なる世界を舞台に、プレイヤーは狩猟士(ハントマン)となって、世界各地の“狩猟場”に赴き、危険な(あるいは有用な)“巨獣(モンスター)”を狩る。当初は家庭用スタンドアロンゲーム『ハンティングモンスター・フロンティア』で、その時はスマッシュヒット程度の人気だったが、続編でPCオンライン化したことで爆発的にヒットし、一躍メーカーの看板タイトルとなった。
 プレイヤーキャラクターは、片手剣、両手剣(グレートソード)、刀(カタナ)、斧(アックス)、重槍(ランス)、軽槍(スピア)、打槌(メイス)、大槌、棍(ロッド)、拘束鞭、短弓(ショートボウ)、長弓、軽弩(クロスボウ)、弩砲(バリスタ)の15種類の武器系統から、いずれかを選んで使用し、また使用する武器に応じた防具(軽装・重装・銃装)を装備して“狩り”に赴く。
 アクションゲームなので基本的に能力値は成長しない(攻撃力と防御力は基礎値が20増えるイベントあり)が、そもそも能力自体が一般人と狩猟士では大きく隔絶している。
 たとえば、一般的な狩猟士の体力を100とすると、普通の村人の体力は20、かなり鍛えている町の衛兵でもせいぜい30程度である。体力だけでなく、筋力やスタミナ、敏捷性や頑健性なども段違いで、新米狩猟士が軽々と振るう鉄の両手剣や骨製の大槌も、一般人は2、3人がかりで持ち上げるのが精いっぱいとされる。
 ちなみに、狩猟士の体質は生まれつきのもの、かつ血によって遺伝するとは限らないため希少で、ごく平均的な狩猟士でも町や村ではいわゆる“憧憬や畏怖の対象”。とは言え、ノービス(後述)までなら一般人でも(厳しい訓練を経れば)なんとか手が届かないこともない。
 また、狩猟士は、ノービス(駆け出し)、アプレンティス(下級)、マスター(上級)、アデプト(達人級)の4階級に分類されるが、アデプトは世界全体で100人しかいないため、事実上はマスターが最高ランク。また、単なるマスター以上の腕利き狩猟士を特に敬意を込めて「狩猟師(ハントマイスター)」と呼ぶことも。階級を超える際には昇級試験が課され、それに合格することが必要。ハントマイスターの割合は全狩猟士の3%ほど。30分の1以下のまさに選良(エリート)である(逆にノービスが狩猟士全体の6割近くを占める)。
 なお、前述の分類はゲームの背景設定的なもので、実際のゲーム内ではハントランク1~10がノービス、11~50がアプレンティス、51以上がマスターで、100以上がオーバーマスター(超級)とされていた(アデプトはやや特殊で、世界中の狩猟士ランキング100位以内に与えられる別格の称号だった)。
 ちなみに、リーヴはゲーム時代は、もうちょっとでアデプトに手が届きそう(ワールドランキング200位前後)なオーバーマスターであったが、カクシジカの町に出現した直後はマスターとして登録されている。
 
☆HMFLの世界
 文明レベルは一部を除いて日本で言う室町末~戦国時代程度。農耕技術はそれなりにあるのだが、人間の可住区域が非常に狭いので、人口はギリギリ微増といったところ。土地と資源の関係で畜産は発達しておらず、食肉や皮革は狩猟によって賄われている(だからこそ、狩猟士の存在が重要)。かつてはより高度な魔法文明があったらしいが、それが崩壊して久しい(数百年経過?)。人里よりも自然が多く、普通の動植物に交じって巨獣(モンスター)や怪獣(デーモン)が闊歩する、人間にとってはいささか危険度高い生存環境である。

◇種族
 いわゆるホモサピエンスに相当する「並人種(ヒューム)」のほかに、長命で魔力の高い「龍人種(ドラッケン)」、小柄で様々な獣相を持つ「獣人種(ゾアン)」の2種族も共存している。人に友好的な獣人種は、主に立猫族(ケトシー)、狗頭族(コボル)、小猿族(マンクス)の3種で、多くの村や町で見られる。逆に人と敵対的な猪頭族(ボアドン)、中立的な羽鬼族(ガーゴル)なども存在する。

◇巨獣(モンスター)
 その名の通り、巨大(アフリカ象程度から某老山龍クラスまで)な動物の総称。哺乳類ばかりでなく、爬虫類や鳥類、両生類さらに昆虫・甲殻類なども含めて「巨獣」とひとくくりにしている。

◇怪獣(デーモン)
 巨獣と同様の巨体を持つが、同系統の小型種を持たない(つまり、通常の生物種が変異・進化したのではない、と推測される)生物。いわゆるドラゴンの類が多いが、不定形のワケのわからないモノなども時折発見される。十中八九厄ネタで、ヤバい特殊能力を持っている。

◇魔術と錬金術
 現在のこの世界に魔術は現存しない(とされている)が、その派生技術(スピンオフ)である錬金術は、細々と残っている。と言っても、少し大きめの町に行けば、錬金術士のひとりふたりは見つかるかも……という程度の希少さ。優れた錬金術士は、通常の調合や鍛冶などでは生み出せない素材や道具を作り出し、狩猟士や軍人のパワーアップにつながる。そのため、街や大きな町では優秀な錬金術士は為政者側に囲い込まれる傾向がある。

◇魔力と気力
 気力とは、生き物の精神が生み出す活力・意欲・やる気の類いで、万人──少なくとも生きて意識のある人間ならば誰もが大なり小なり持っている。魔力とは、この気力をコントロールすることで自然界に溢れる活力を体内に取り込み、“より指向性のある力”へと変換したものを指す。錬金術を使用するには魔力が不可欠なので、錬金術士には魔力は必須だが、狩猟士も錬金術の産物を使用する機会は多いので、可能なら持っていたほうがよい(魔力が使えなくとも狩猟士にはなれるが、大成する狩猟士はたいてい多少なりとも魔力が使える)。

◇狩猟士協会(ハントマンギルド)
 文字通り(モグリ以外の真っ当な)狩猟士が全員所属している団体。狩猟士の普段の生活や狩猟をバックアップするのが本来の役目だが、同時に狩猟士のランク査定や不逞狩猟士の取り締まりなども行う。国境を越えた組織で、不逞狩猟士への逮捕特権なども有している(逮捕後、ギルティとされた狩猟士は、相応の罰──罰金やランクダウン、さらには資格の剥奪、能力の封印などを受ける)。また、狩猟士が仕留めた獲物から得られる肉・素材等を卸す先も協会と(半強制的に)なっているので、経済的にも非常に大きな力を持っている。

◇この世界の国家
 世界の大半(地表面積のおよそ9割)が未開地域であり、現代地球のような広大で強大な国家は存在していない。“国”と呼べるものの大半が都市国家に毛が生えたレベル(人口10000人程度の都市を中心に、周辺に点在する町や村のいくつかがそこに所属している程度)。現存する最大規模の国家・ルノワガルデでも1万7千平方キロと四国よりやや狭い程度でしかない。
 政治形態もバラバラで、それなりに大きめ(と言ってもせいぜい2000平方キロ程度だが)の国は王政であるケースが多いが、小規模な都市国家などは大概、複数の長老・議員・組合長などによる合議制をとっている(これは単独の強力な指導者を立てるメリットが薄いため)。
 王政の国には貴族が存在することもあるが、中世~近世ヨーロッパの宮廷貴族などとは異なり、せいぜいが「ちょっとお金持ちで垢抜けた豪族」といったレベルなので、庶民にとってもそこそこ馴染み深い存在(ただし、小さな共同体内で、それなりの“力”は持っているので、敵に回すのはあまり得策ではない)。

◇ルノワガルデ
 巨大なカルデラ盆地内に築かれた現在のこの世界最大の国家。地形的な有利もあって、国内(=盆地内)のモンスターは、少なくとも人里付近からはほぼ駆逐されており(もっとも、それが達成されるまで多大な労力と30年以上の歳月を要したが)、狩猟士や兵士の護衛がなくとも主要街道を行き来できる、この世界では珍しいほどに安全なエリアとなっている(無論、地方の支道なとはその限りではない)。
 国家成立自体も1、2を争うほど古く、おかげで崩壊前の文明の残滓が比較的多く遺っており、それらに対する研究も進んでいる。
 国の頂点には“公王”が象徴として立っているが、実際の政治を統括しているのは議会が選んだ4人の大臣(太大臣、左大臣、右大臣、権大臣)で、太大臣がいわゆる首相(蔵相も兼任)で、左大臣が農林水産・運輸・厚生、右大臣が法務・文部・外務、権大臣が軍部を統括している。ただし、議会の議員は貴族各家の家長と町村長&街長から構成されているため、現代的な意味での民主制とは言い難い。また、政治的実権はないとはいえ、公王とその血族は国民全体の尊敬を集めているため、四大臣といえどその意向を無視はできない。
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