Lの季節

 だいぶPCのハードディスク容量の残りが少なくなってきたんで、整理がてらムービーデータを覗いてたら、懐かしい代物が! 往年の佳作ギャルゲー『Lの季節』のOP、「手ごたえのない愛」(小松未歩ver)。改めて今見ても、よく出来たOPムービーですなぁ。
 ちなみに、『Lの季節』とは、PS2どころか初代プレイステーションの時代に発売されたPSオリジナルのノベルタイプアドベンチャー。もっとも、当時でさえ、やや郷愁感をそそられた「古き良きジュブナイル」(あるいは大林宣彦の尾道三部作とか)を連想させる独特の雰囲気が、個人的には非常にお気に入りです。コレ作ってた人、確か、今は5pb.にいるんだっけか。
 「L季」(と略す)のあと、トンキンハウス(東京書籍のゲーム部門)は、同様のノベルタイプアドベンチャーを4作(Missing Blue、姫騎士物語、D→A:BLACK、D→A:WHITE)出してますが、結局これが一番評価が高かった気がしますね、個人的にも世間的にも。
 ちなみに、私の一番のお気に入りヒロインが「星原百合」であるのは確定的に明らか(笑)。
 物静かでミステリアスな黒髪ロングストレートの美少女で、誰とも関わりになろうとしないことから、校内で黒い噂が流れている人物……ときたら、KCAさんが「きゅん」とせずにいられるワケがない!
 綾波系……と見せかけて、どちらかと言うと「痕」の千鶴さん系ですな(よんどころなき事情で人を見殺しにした形となり、誰にも言えない秘密を心に秘めてるトコロとか)。それだけに、事件を見事に解決したあとで見られる、控えめながら穏やかで優しい笑顔は値千金。
 百合は「現実界」サイドのヒロインですが、「幻想界」サイド(なんだか「とある~」みたい(笑))のヒロインでは舞波優希が一番好きかなぁ。年下後輩系かつオドオド内気系ヒロインを、私が気に入ることってあんましないんですが、気弱な娘が精一杯の気力を振り絞って困難や悪に立ち向かうのも、それはそれで萌え要素でしょうし。
 あ、無論、吸血鬼の名門の娘でグラマラス金髪美女のエリザ先生とか、魔法の絵から抜けだす人造生命体にして、のほほん天然眼鏡っ子の霧城七衣とかも、人外好きとしては無論、ポイント高いです。
 まぁ、それを言うと、他の幻想サイドのヒロインも、幽霊に妖精、雪女と全員人間じゃないんですが。優希も死神だし。幻想界って人間と人外種族が共存してるパラレルワールドなんですよね。学ラン着た狼男とか改造セーラー服の雪女とか、ある意味テラシュール(笑)。
 キャラ設定だけじゃなく、物語背景としても、幻想界ヒロインの方が重たいもの背負ってたり。反面、現実界ヒロインは、百合と彼女の(元)親友で主人公の所属する新聞部の仲間でもある天羽碧以外はいまいち地味で、何で主人公とくっついたのか思い出せないくらい。
 実際、「L季」って、基本的には百合・碧・流水音・優希の4人だけが事件の真相に関わっていて、他の子達はあからさまに脇役(サブキャラ)だったりするんですけどね。テキスト面でも、こなれているとは言い難いところも多少ありますし。
 システム面も、単なる選択肢だけでなく、任意の「口出し」システムとか「ヒロインの好感度による分岐」とかも完備して、複雑なストーリー分岐が用意されてるのはいいんですが、おかげで攻略本なしには、コンプリートはほぼ無理という複雑さになってるのは両刃の剣。
 ま、色々穴はあれど、トータルで見れば「イイ話だなぁ~」と浸れるんで、個人的には銀殿堂入りしてる作品です。
 ちなみに、本作、一昨年PSPに「L季2」とのダブルパックで移植されてるんで、大きなゲームショップとか通販サイトなら、まだ入手できるかと。興味を持たれた方はプレイしてみてはいかがでしょう。

PS.しかし、同じトンキンノベルシリーズで、事実上の続編とも言える「MB」では現実よりヒロインの春日瑞希が好きだったりする不思議。でも、「D→A」では天使のユリエルさんとかメイド型使い魔のリンちゃんが好きだったり……ホント節操ないな、私。

PS2.ふと気付いたのですが、「PS」に挙げた瑞希、ユリエル、リンに近いタイプのキャラは自作SSに書いたことあるんですが、星原百合タイプのヒロインは、意外にも出したことないかも。自分に書けないからこそ、「別格」なのかなぁ。
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