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最近のお気に入り(やる夫SS編)

 とりあえずナマ的な雑談。
 文章ではなくAA(アスキーアート)主体のSSで、最近とくに楽しみにしているのが、『あなたのヒーローアカデミア』。主人公には「血界戦線」のブラックのAAがあてられ、彼が「ヒロアカ」の世界で雄英高校に入学し、ヒーローを目指すことになります。ただ、このブラック、原作(血界戦線)とは別人なのですが、なかなか「いい性格(キャラ)」してまして……。中学時代は家庭事情でやさぐれていたものの、とあるダークヒーローと出会ったことてガツンと衝撃を受けて、己も“彼”のようなヒーローになりたいと思い、雄英入学を志します。ブラックの個性は念動力とヒーリングなのですが、それ以上の長所が、まるでペルソナ4かFGOの主人公の如きコミュ力。男女問わずクラスメイト他とどんどん親しくなる人たらしで、特に焦凍とは親友と呼べる程、仲良くなります。また、そのヒーリング能力に目をつけたリカバリーガール(AAは八意永琳)の直弟子に(半ば強制的に)なることに。彼を中心に焦凍ら数人が、「保健室組」という形で、リカバリーガールから医療講習を受けることで、さらに結束が高まります。師匠のツテで、オールマイトとも面識ができ、後に彼の「復活」に大きく関わることに。反面、原作主人公のデクとは(同じクラスなのに)あまり接点がなく、カッちゃんとはそこそこ。そして何がスゴいって、本作はいわゆる「あんこスレ」(重要な分岐を複数選択肢から乱数によって自動選択する形式)だということ。ここぞという時で10(クリティカル)が連発され、ヒロアカ原作の枠に沿いつつも、物語はよりドラマチックで燃える展開へと突き進んでいます。

 同様のあんこスレで注目しているのが『ヤルオはNT部隊を作るようです』。タイトル通り、ファーストガンダムの世界でやる夫AAを主役に、ジオン軍の大佐である彼が1年戦争勃発前から、ニュータイプに関する研究を進めていきます。このヤルオ大佐、政治将校としては非常に優秀で、様々な方面から引っこ抜きをかけてニューソクデ機関に優れたメンバーを集め、なんと1年戦争前にNTに関する理論と対応兵器を作り上げてしまう程。おかげで、1年戦争も比較的ジオン優位に進められており、今後の展開が楽しみなところです。

 同じくあんこスレの『NARUTO -あんこ伝-』も、あんこのおかげで原作とはかなり異なる展開になっていて非常に先が楽しみ。ナルト役のできない夫はともかく、サスケ役にシモン(グレンラガン)を配したせいか、シモンが中忍試験前に兄への恩讐から解き放たれ、友情(と恋愛)によって悪堕ちしないという斬新な流れに草が生えます。しかも、ヴィヴィオ(サクラ役)ができない夫、ベールゼファー(ひなた役)がシモンに恋心を抱いているという逆転ぶり(しかも中忍試験段階で双方結構いい雰囲気になってる)。できない夫の中の九尾(AAランス)も「わしゃ、鬱展開が嫌いじゃ!」とできない夫にかなり好意的(親戚のおじさん的目線?)なので、人柱力の暴走の心配がほとんどないという……。もっとも、それで木の葉はおさまっても、その後の大蛇丸や暁などの強敵には微塵も油断できないわけで、さらなる波乱が予想されます。
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『美少女JCの家庭教師になったけど何か質問ある?』(下-1)

略称「JCかてきょ」の続き……ですが、やはり3回では収まらなかった模様。たぶん全5回+エピローグかなぁ。
そういうわけで、あと最低3回(下-2、下-3、エピローグ)、続きます。



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【続・注目】カクヨム・なろう作品

 誰得情報ですが、前回に引き続き表題どおり小説掲載サイト「カクヨム」及び「小説家になろう」で私が(あくまで個人的に好きだった)完結済・佳作を紹介してみます。すでに雑談等で軽く触れたタイトルもあるかもしれませんが……。


「放課後のスープ」長月マシ
 ジャンルはミステリー……というかパズル? 著名な「ウミガメのスープ」タイプの謎かけを、高校生の少年・堀切慎とクラスメイトの少女・曽野妃が行うだけなのですが、問題の質もさることながら、このふたりのつかず離れずほんのりラブコメ風味な関係も微笑ましいのです。ちなみに曽野さんはかなりのツンデレというかツンドラ(しかも暴力ではなく皮肉でやり込める系)娘ですが、それでもほんのちょっとずつデレてる感があるのは見事。

「十八番煎じの勇者放浪譚」高羽慧
 サブタイトルに<死にスキル野郎の生き様を見よ>とついています。
 テンプレな異世界転移・勇者系の話に見せかけて、主人公はタイトルどおり18代目の召喚勇者で、もらえるチートスキルにろくなものが残っていないという設定(もらえるスキルは早いもの勝ちなため)。微妙な性能のスキルの数々に愚痴りつつ、勇者の少年と相方の聖女(こちらも被召喚者)+1(現地人の少女?)は、魔王討伐……ではなく世界の謎を解き明かすため、東奔西走します。
 なんだかんだで勇者一行の各々がイイ性格しているので、結構キツい状況に陥っても「コイツらなら、この危地も何とかするだろう」と安心して見ていられるのがグッドです。


「謹啓 勇者様~あなたが壊した異世界の後始末に連れてこられましたよ~」南野 雪花
 異世界転移物──ですが、こちらもまた読んで字の通り。先人(転移した勇者たち)の“やらかし”のせいで、めちゃくちゃになった世界を修復すべく、異世界に、神的存在によって飛ばされた主人公・風間エイジ(31歳・公務員)。
 人間大ドラゴンのティアマト(女性・会話可能)を相棒に、この世界の“修復”に乗り出すわけですが、エイジにはチートなスキルなんか与えられていないため、微妙な(日本の一般人レベルの)現代知識とコネを作ってネゴシエーションしていくことしかできないわけで、いろいろ世知辛い苦労を味わうことに……。
 どうも私はストレートな「俺ツエェーー!」系より、手持ちのショボいもしくは微妙な能力(てふだ)で、何とかやりくりする系の話の方が好きみたいです。


「罠食え!~トラップ・コンクエスタ!~」栄織丞
 前言を翻すようですが、比較的「俺ツェェ」物に近い要素がある本作。冒険ファンタジー物ですが、転移・転生ではありません。主人公はクソッタレな田舎の家族の元を飛び出してコンクエスタ(冒険者)を目指した少年・ジッツ。彼は運よくトラップギルド(盗賊ギルド的なもの)に拾われ、2年の時を経てトラップクラッシャーとして高い能力と評価を得ることができた。そんな彼のもとに、さる高貴な方からの依頼が舞い込んで……という、オーソドックス(?)な迷宮探索系のストーリー。主人公は「WIZ」的な意味での盗賊なので、戦闘力は最低限の護身程度なのですが、ダンジョンの罠を見抜き、それを解除する能力はピカ一。そして、その能力のおかげで、思いがけない「古代遺産」を手にすることができ、それによってさらなるサクセスストーリーを駆け上がる……という物語です。


「人獣探偵 相賀赫真」栄織丞
 「罠食え」と同作者の現代異能物──になるのかな? てっとり早く言うなら現代版「ウルフガイ」(ただし人狼ではなく人虎)。パッと見、我々の棲む現代社会とそっくりながら、その裏で獣人の血を引く者が結社というか互助組織を作って暮らしている世界の日本が舞台。主人公の赫真は現在では希少な「きちんと獣化できる人虎」で、表向きは私立探偵をしながら、「虎群会議」の一員として様々な事件に遭遇、解決することになります。前述の通り「ウルフガイ」に近いテイストですので、アレが好きだった人ならすぐに夢中になれるかと。


「乾坤一擲」響恭也
 「もし異世界ファンタジーでコンビニチェーンを経営したら」で商業デビューも果たした響恭也氏の、織田信長に焦点を当てた歴史物。上気商業作のWEB版「ファンタジー世界でコンビニを経営したら」も結構おもしろいのですが、個人的にはコチラを推したいです。主人公は、本来は若くして死ぬはずの信長の弟である織田秀隆。正確には、秀隆が落馬して意識が混濁した際に、現代人の主人公の魂が憑依融合(?)したような形となり、現代の知識と常識、倫理観を持ったNew秀隆が、兄である信長の覇業を積極的に助けていくことになります。いわゆる知識チートの一例ではあるのですが、いくら現代知識があっても科学者でも技術者でもない大学生が元なので、やれることに限界はあります。それでも「歴史を知っている」というアドバンテージをフルに活かして、織田家による日本統一……はもちろんのこと、羽柴秀吉・明智光秀・徳川家康・松永弾正といった信長にとってキーとなる武将たちをことごとく忠臣or盟友に引き込むあたりは見事です。

【注目】「東京迷宮」シリーズ

 二次創作でもAAタイプでもない、通常のオリジナルSSとして、最近注目しているのが、肉球工房(=`ω´=)(商業用筆名は岩舘野良猫)氏の『東京迷宮』シリーズ(カクヨム、なろう等に掲載)。第二次大戦後まもなくの日本に、「不可知領域」と呼ばれる異空間が出現し、それから半世紀後、不可知領域(通称・迷宮)に潜る「探索者」と呼ばれる職業が社会的に認められるようになっている──という世界を共通背景に持つ、一連の長編や中短編です。
 迷宮内ではモンスター(作中ではエネミーと呼称)が出現し、倒すと有益な素材やレアなアイテムドロップがある。迷宮内でエネミーを倒し続けると経験値の蓄積によって強くなり、また特殊なスキルなども身に着けられる……と、ここまでは昨今の「現代迷宮物」にはありがちな設定なのですが、本作には主にふたつの特色があります。
 ひとつは迷宮が世界各地ではなく、東京周辺に33ヵ所だけに存在すること。つまり、迷宮を抱えているのが日本だけなので、「世界的な変革(パラダイムシフト)」にまでは至っていません。
 そしてもうひとつは、迷宮内で身に着けた力は、迷宮から離れると失われること……といっても、いわゆる「シレン」方式でレベル1になるのではなく、再び迷宮に戻れば、前回まで蓄積した力は元に戻る。つまり、“超人”になれるのは迷宮及びその周辺(数百メートルくらい?)だけに限定されています。これもまた、社会が大きく変貌する(たとえば『ヒーローアカデミー』の世界みたいになる)ことに一定の歯止めをかけてくれるんです。
 結果的に、他国はもちろん日本在住の大多数の人々にとっても、「迷宮」や「探索者」というものは、「そういうのがあるのはニュースとかで知ってるけど他人事のように遠い世界」というレベルに落ち着いています──東京以外では。
 東京は、さすがに地元で、かつ33ヵ所も迷宮があるわけですから、国家試験(!)を受けて探索者資格を取り、迷宮に潜ってガッポリ稼ごう……なんて人もそれなりに出てくるわけですよ。探索者資格は12歳以上でとれるので、学生探索者もいます。あるいは平日はサラリーマン、土日に迷宮に潜る兼業探索者なんてのも(むしろ専業より多い?)。
 基本的に淡々とした文調なのですが、やってることがコト(迷宮探索)だけに、ほのぼの安全というワケにもいきません(いや、コミカルなシーンも随所にあるのですが)。主要登場人物に(少なくとも探索時の)死者は出ませんが、手足が飛ぶ、腹に刃物が突き刺さる、全身血塗れになる……程度の負傷はザラなので、そういう描写に弱い人は回避推奨。もっとも、前述の文調のおかげで、あまり血生臭い印象はありませんが。

 以下、同作の主な長編。これ以外にも外伝的な短編がいくつか発表されています。

・「長年引きニートだったおれが、家族に無理矢理迷連行されて迷宮前に捨てられた件。」東京迷宮_2015
 読んで題名の如く、中学1年以来引きこもりを通していた18歳の少年が、ついに親から見捨てられて強制的に探索者の道に放り込まれ、ぼっちのまま「スローター」の二つ名を持つ有名探索者になるまでのお話。

・「ふかけん!」東京迷宮_2015-2016
 城南大学のサークル活動「不可知領域研究会」に所属する学生探索者たちの(おもに迷宮に潜る)日常を描いた話。他の長編・短編の登場人物たちがあちこちに顔を出す、「東京迷宮」のキー的な作品ですね。

・「〈魔弾〉の射手」東京迷宮_2011-2013
 東日本大震災で住む家を失い、息子を頼って東京に移住した老猟師・早川軍司が、その息子にすすめられて探索者として活動するようになる話。軍司は「ふかけん!」の主要登場人物のひとりである静乃の祖父であり、幼き日の静乃自身も登場します。他の作品に比べるとシリアス色が強めですね。

・「女子中高校生が部活で迷宮に入るだけ。」東京迷宮_2015~
 シリーズ最新作で「ふかけん!」の続編的タイトル。33ヵ所の迷宮中、唯一、私立学校の敷地内に発生した〈松濤迷宮〉は、その松濤女子学園と公社の協同管理下におかれ、一般探索者に交じって、松濤女子学園探索部に所属する女子たちの部活の場としても活用されているのだった……という設定。中等部の新入生で、探索部に入った少女・冬馬智香子の視点で物語が進んでいきます。

『ワイルド・レッドフード』

 蔵出し……というかビンテージ物披露? 10年近く前に書いたTS系SSですが、転生系TS物の例に漏れず、TSっぽさはやや少なめ。当時某ゲーム雑誌に掲載された「バイオ」の広告と、「ゾンビ・イン・ワンダーランド」というゲームの情報から、こんな話を思いつきました。
 ところで、“並行世界の性別の違う自分”って、ツーカーの仲で配偶者(パートナー)として最高か、強烈な同族嫌悪で最悪かのいずれかだと思いますね。創作では前者が多いみたいですが、冷静に考えると後者の方がリアルかなぁ。

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KCA(嵐山之鬼子)

Author:KCA(嵐山之鬼子)
Pixiv、なろう、カクヨムなど色々書いてます。感想などもらえると大変うれしいです。
mail:kcrcm@tkm.att.ne.jp

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